2022年度 活動一覧
●フィルム写真/暗室実習講座
●シルクスクリーンプリント講座
●古典印画技法研究講座
●作品制作研究/ベーシック講座
●作品制作研究/アドバンス講座
●創作実験クラブ
●プライベートレッスン・出張講座
●研究所施設での自主制作
●課外活動(草木染・石けん作り…)
徳永写真美術研究所は、技法を学ぶ実習と自身の制作について研究する講座運営、創作の源泉となる体験を重ねる創作実験に取り組むクラブ活動をおこなっています。また、個別での対応、出張ワークショップなど、ご要望にお応えする活動もおこなっています。私どもがお役に立てることがありましたら、お声掛けください。
*これまでの講座記録集→TIPA運営日誌
*お申込みはフォームよりご連絡ください。
*受付を終了した講座については別途プライベートレッスンやグループレッスンにて随時お受けいたします。
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●フィルム写真/暗室実習講座 *受付終了
フィルム現像からプリントまでの暗室作業を伴う一連の写真技術を学びます。ネガ・ポジという写真用語を使用することが少なくなった現在、その言葉を意識して写真に向き合います。受講後は当研究所の暗室にて自主制作をおこなっていただくことも可能です。
1_ 5月 8日(日)暗室での作業工程を体験
2_ 5月29日(日)モノクロフィルム現像
3_ 6月12日(日)コンタクトプリント
4_ 6月26日(日)引き伸ばしプリント
開催時間 13:00-17:00
定員 4名
受講料 28,000円(印画紙代込み)
*撮影済のモノクロフィルムをご用意ください。
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●シルクスクリーンプリント講座 *受付終了
紙・布兼用インクを使用してプリントに取り組みます。シルクスクリーン技法を必要とする皆さんの目的にあわせて臨機応変に対応いたします。製版した版はお持ち帰りいただけます。
1_ 11月13日(日)基礎講義・試刷り
2_ 11月27日(日)製版・刷り
3_ 12月11日(日)応用的な刷り
開催時間 13:00-17:00
定員 4名
受講料 24,000円
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●古典印画技法講座
19世紀に発明された印画技法を再現しながら、現代においての新たな魅力も研究します。布等への印画も含め、光画として広い視野でプリント実習をおこないます。
*受付を終了した技法については別途プライベートレッスンやグループレッスンにて随時お受けいたします。
【 サイアノタイププリント 】*受付終了
日光写真とも呼ばれ親しみやすく、美しい青を発色する技法です。描く・染める、色調を変換させるなど、様々な展開が可能です。
1_ 4月17日(日)基礎講義・サイアノ体験
2_ 5月 1日(日)フォトグラムプリント
3_ 5月15日(日)青の色調変換実験
【 ゼラチンシルバープリント 】*受付終了
従来はフィルムカメラで撮影したネガから銀塩印画紙にプリントする技法ですが、この場ではデジタル画像データからのプリントに取り組みます。
1_ 6月 5日(日)印画紙の特性を学ぶ
2_ 6月19日(日)デジタルネガ作成
3_ 7月 3日(日)デジタルネガのプリント
【 ヴァンダイク・ブラウンプリント 】*受付終了
宮廷画家アンソニー・ヴァン・ダイクが描く茶色の美しさに称えて名付けられた技法です。格調高い色世界を生み出せます。
1_ 10月 2日(日)布へのプリント
2_ 10月16日(日)紙へのプリント
【 プラチナプリント 】*受付終了
画像の耐久性が高く、色の締まりが良い技法です。近代写真の父と呼ばれるスティーグリッツは “ Prince of medium ” と称し、多くのプラチナプリントを手がけました。
1_ 11月 6日(日)プリント1
2_ 11月20日(日)プリント2
【 ソルティッドペーパープリント 】*受付終了
植物の影などを印画したフォトジェニック・ドローイングとしてタルボットが発明した技法です。写真黎明期に意識を向けてみましょう。
1_ 1月 8日(日)プリント1
2_ 1月22日(日)プリント2
【 アルビューメンプリント 】*残2席
卵白を用いるため鶏卵紙とも呼ばれ、微光沢の美しい質感の画面となります。19世紀にプリントされた手のひらサイズの人物写真が数多く現存しています。
1_ 2月 5日(日)プリント1
2_ 2月19日(日)プリント2
開催時間 13:00-17:00
定員 4名
受講料 全技法受講 105,000円(一括申込)
単独受講
*サイアノ・ゼラチンシルバー・プラチナの各技法 30,000円
*ヴァンダイク・ソルティッド・アルビューメンの各技法 20,000円
*デジタルネガフィルム作成レッスンを希望の場合は実習日午前中に対応いたします。(4,000円)
*受講者には講座日以外での自主制作にも対応いたします。
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●作品制作研究講座
●作品制作研究講座 *オンライン参加可
技法を限定せず、視覚芸術に関わる全ての方を対象とします。自身の制作を客観的に検証する場として活用ください。本講座は対面を基本としますが、オンライン(Zoom)参加もお受けします。遠隔地の方、多忙な時にはオンラインにてご参加ください。
*Zoom未経験の方には利用方法を事前にご案内します。
作品制作研究/ベーシック講座
– 表現とは何かを考える –
これから表現活動をおこなう方を対象に活動の準備を整える講座です。簡単なエクササイズを通して、表現とは何かについて考えます。
1_ 4月16日(土)作品はどのように生まれるのか
2_ 4月30日(土)課題制作・検証
3_ 5月14日(土)制作物の言語化
開催時間 13:00-17:00
定員 6名
受講料 12,000円
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作品制作研究/アドバンス講座
– 表現活動の土台を作る –
自身の制作について道筋を立て、表現活動の土台を作ることを目標とします。再受講者は、現状の制作を検証し、更に向上させることに取り組みます。
1_ 6月 4日(土)制作についてのヒアリング
2_ 7月 2日(土)制作検証1
3_ 10月 1日(土)制作検証2
4_ 11月 5日(土)制作検証3
5_ 12月 3日(土)制作検証4
6_ 1月 7日(土)制作検証5
開催時間 13:00-17:00
定員 6名
受講料 24,000円
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●創作実験クラブ *オンライン参加可
– 表現の引き出しを増やす –
創ることに関心のある皆さんを対象とした活動です。創作の源泉となる体験を重ねていただけると思います。技能は問いません。準備物は好奇心、まずは手を動かし表現の引き出しを増やしましょう。制作者・鑑賞者、そうでない方もご一緒に。本活動は対面を基本としますが、オンライン(Zoom)参加もお受けします。遠隔地の方、多忙な時にはオンラインにてご参加ください。
*Zoom未経験の方には利用方法を事前にご案内します。
前期
1_ 4月23日(土)線についての考察
2_ 5月 7日(土)線についての実習
3_ 5月28日(土)黒についての考察
4_ 6月11日(土)黒についての実習
5_ 6月25日(土)〇〇についての考察
6_ 7月 9日(土)〇〇についての実習
後期
1_ 10月15日(土)複製についての考察
2_ 10月29日(土)複製についての実習
3_ 11月12日(土)レイヤーについての考察
4_ 11月26日(土)レイヤーについての実習
5_ 1月14日(土)〇〇についての考察
6_ 1月28日(土)〇〇についての実習
開催時間 13:00-17:00
定員 6名
受講料:半期27,000円 通年一括50,000円
*「〇〇について」は参加者の皆さんからの提案を募ります。
<講座外の各種対応>
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●プライベートレッスン:制作相談
作品制作の経過確認、展覧会準備、展示相談などお受けします。
*オンライン対応可
時間:2-3時間
受講料:6,000円
●プライベートレッスン:実習各種
当研究所の設備で対応可能な実習をおこないます。ご要望の実習内容を伺ったうえで時間や日数を検討します。
時間 1日4時間×日数
受講料 1日10,000円×日数+材料費
*グループでの実習もお受けします。
●出張講座・ワークショップ
ご依頼内容に基づき検討します。+
●研究所施設での自主制作
講座受講生・修了生には施設使用等、相談の上随時対応します。
施設使用案内ページ
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●課外活動
年に数回、石けん作りや草木染、懇親会としてBBQなどを開催しています。
活動場所は鶴橋の研究所の他、主宰者自宅(信貴山麓の大阪側)にて。
https://soap.tokunaga-photo.com/

課外活動を担当する私・徳永好恵は、大学で染織を専攻、卒業後に現代美術、写真を学び、美術家として活動をスタート。大学・専門学校で講師を務め、2008年に徳永写真美術研究所を立ち上げました。2014年より山暮らしを始め、自宅敷地に草木染の材料となる植物を栽培して染色に着手。私が主宰する草木染ワークショップは植物を採集するところから始まります。石けん作りはオリーブオイルをメインとした身体に優しい石けんを作っています。よろしければ、TIPA課外活動にいらしてください。
*案内メールをご希望の方は、本サイトお問合せページよりご一報ください。